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ホリスティック薬剤師にきく!『妊活・妊娠中のお薬との向き合い方』 📺医療従事者に聴くシリーズ

”ホリスティック”という言葉をご存知だろうか?

ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康-health-という言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。

ホーリズムとは、「全体とは部分の総和以上のなにかである」という表現に代表される還元主義に対立する考え方で、臓器や細胞などといった部分に分けて研究し、それを総合したとしても、人間全体をとらえることはできない。 現実の基本的有機体である全体は、それを構成する部分の総和よりも存在価値があるという理論であり、同時に、一個体は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっていると考え方です。

現在、「ホリスティック」は、「全体」、「関連」、「つながり」、「バランス」といった意味をすべて包含した言葉として解釈されていますが、的確な訳語がないため、そのまま「ホリスティック」という言葉が使われています。しかし、意味する内容は決して新しく輸入された考えではなく、もともと東洋に根づいていた包括的な考え方に近いものといえます。

NPO法人日本ホリスティック医学協会

人間をまるごと全体的にみる、そんなホリスティック薬剤師として活躍する、宮本先生に

読者から頂いた妊活、妊娠中に関わるお薬との向き合い方についての質問を聞いてみた。

妊娠中は本当に葉酸サプリが必要なの?

坂田R: 妊娠中の女性からもっとも多くいただいていた質問なのですが、葉酸のサプリについて。実際のところ妊娠中は必要なのでしょうか?逆に飲みすぎてもよくないという噂も耳にしますがその辺りを教えていただけますか?

宮本先生: そうですね、葉酸という成分がまず、どういう役割なのかというと、大きく分けて二つ。

一つはDNAを作る(細胞の生産や再生を助ける)ため、そして二つ目は血を作る役割があります。ですので妊娠中、胎児の体づくりに必要な成分ですね。

だんだん赤ちゃんはお腹の中で大きくなっていくわけですよね。そのぶんだけお母さんは赤ちゃんに血を送ってあげなくてはいけない。だから葉酸は妊婦さんに必要な栄養素ですよね。

坂田Rそういったサプリメントについて。いろんなメーカーが様々出していますよね。中には、とんでもない商品もあると聞きます。サプリの選定基準、考え方について教えていただけますか?

宮本先生:見分けるのは難しいところですが、僕が考えるところで言うと、オーガニック認証がついているものなどを選んでいただくのが1番でしょうか。

葉酸だけではなくて、ビタミンB群、鉄、ミネラル、ビタミンが入っているものを選んでいただければ、栄養素の取りすぎどうこうっていうのは、ひとまず回避できるのではないかな、と。

坂田R:ただ飲みすぎてもよくない?

宮本先生:物によては、吸収率が良いように設計している物などがあるので、だからこそ、食べ物に近い形でとっていただく(有機認証のもので合成成分などの無い、植物などの成分でできたもの)と、摂りすぎてもお母さん側で上手くいるものだけとって、いらないものは全部流すという事ができるので。

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オメガ3の過剰摂取で産んだ子供がアトピーに?

坂田R:妊娠中、ママがオメガ3の過剰摂取でアトピーになる子供が多い説について。色々勉強しているお母さんに限って、オメガ3を取らなきゃ!っとなってせっせと摂取していたら、産んだ子供がアトピーになった、という場合が多いという話もあるようで。でもメディアや雑誌などでは、オメガ3はいいよ!とったほうがいい!っていってますよね。

宮本先生:オメガ3の油は酸化しやすいのですね。酸化するということは、劣化するということですよね。特に劣化の速度がオメガ3の場合早いんです。実際お店に販売用として陳列されているものは、流通の過程ですでに栽ってからかなり時間が経過しているので

劣化の元は、酸素・光・熱。なのに、スーパーなどで売っている油ってだいたい、透明のプラスチックの容器に入っていませんか?せめて褐色瓶のものをチョイスする。それだと、まだ酸化は防げていますね。とはいえ、それでも劣化は始まっているので、やはり摂りすぎはよくないですね。

坂田R:妊婦さんがオメガ3の摂りすぎで子供に何か影響があることはあるのでしょうか?

宮本先生油が劣化すると、毒性をうむんですね。摂取したカラダからすると、『どうにかしなきゃ!止めなきゃ!』と免疫は大暴れする。そうするとそれが結局、アレルギー反応として現れるんですね。お子様の場合だと大抵、それは皮膚に出てきやすい。(尿や便で排泄するのはまだそこまで発達できていないため。)その結果がアトピーになってしまうという場合がありますね。

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崎谷博征医師のこの本(「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド (健康常識パラダイムシフトシリーズ))では、オメガ3(えごまオイル、亜麻仁油など)がブームになったことで、あまりにも過剰に摂取する(食事にも、サプリにも、持ち歩いて外食にも、など)風潮があるが、実際のところ、オメガ3は体に悪い!とおっしゃっています。

オメガ3を摂る前に、オメガ6のオイル摂取をできるだけ無くしていく事の重要性を書かれています。

とてもわかりやすいので、一つの考え方として、一度、読まれることを推奨します。

妊活中はお薬を控えた方が良いの?

坂田R:妊活中で、今すぐにでも、子供が欲しい!と思っている女性はお薬(西洋医学)を控えたほうが良いのでしょうか?

宮本先生: 個人的にはなくす(薬を飲まない、摂取しない)方向に向いてほしいですね。

坂田R: 例えば、頭痛薬、風邪薬、生理痛などで多くの女性の救世主となっているロキソニンなど。命に関わるような時は西洋医学的な治療は必要だと思うのですが、そこまででない症状の時の場合です。

宮本先生: ロキソニンなど、鎮痛薬は血管を拡張したり、血液をサラサラにする働きがあるんですね。ついでに痛み物質を少し和らげる作用があるので、それで痛みが抑えられるように感じるんです。

ただ体っていうのは、鎮痛剤を毎回飲んでいると、『痛い』のに飲んでいるから『痛くない』と錯覚して、結局どんどん症状が悪化する。

だから薬をなくす方向に頑張ってみてほしいですよね。そのためには、体質改善をしないといけないですよね。

坂田R: 逆に、お薬はできるだけ控えたいけれども、飲まないといけないから飲んでいる、という人もいますよね。たとえば婦人科トラブルが理由で、ピルなどのホルモン剤などを摂取している人ですとか。また、不妊治療をされている方は、注射を自身で打ったりしてますよね。

宮本先生:  ホルモン剤も、自分でコントロールしているわけではなく、薬でコントロールしているんですよね。ですので、病気や疾患などではなく、生理不順や生理痛までの症状であれば、出来たら、薬に変わる代替療法で様子をみていただきたいですね。その上で、病気などであれば、ドクターと相談の上で、という感じですね。

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宮本知明
薬剤師となり薬を減らす啓蒙活動として、主に女性向けウェブメディアで600記事以上/15メディアで2年間執筆しプロへ転向。その間、ホリスティック医学/抗加齢医学/分子整合栄養医学/進化医学を学ぶ。現在は、妊活・マタニティ・産後の「薬が使いにくくなる女性たち」に向けて薬を使わない不調改善の提案を行い、ママの笑顔が増える家庭づくりを目指す。
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